徐々に回復?!マルタのコロナ規制緩和とパスポート事情について
あれよあれよという間に、日本ではコロナの変異種の勢いが止まらなくなってきましたね。緊急事態宣言が発令されるのか、気になります。今日は、最近恒例になりつつあるマルタのコロナ事情と、世界のパスポート事情(ランキング)について書きたいと思います。
マルタのCOVID-19対策の規制緩和
マルタでは、徐々に規制緩和がなされるようです。先週に引き続き、ここ数日も新規コロナ感染者数は2桁台をキープしています。そんな中、2021年4月7日に政府がCOVID-19対策の解除計画を発表しました!
‼️Changes relating to #COVID19 measures have been announced. These will start taking effect as of Monday 12th April. More information below 👇🏻 pic.twitter.com/4gk6zCdTbX
— Government of Malta 🇲🇹 (@MaltaGov) 2021年4月7日
4月12日(月)
保育園・幼稚園・小学校の再開
MaterDei病院での予定されていた手術が継続
高齢者宅への訪問再開
4月14日(水)
中学校再開
4月16日(金)
高校(Form 3~Form 5)再開※その他はオンライン授業
4月26日(月)
生活必需品以外の店舗は、緩和措置を講じた上で営業再開
不要不急のサービスは、緩和措置を講じた上で再開
公共の場での集いの制限は、2人から4人に引き上げ
6月1日(火)
観光と結婚式
ただ、レストランやBarについては再開日程が発表されなかったので、様子を見ながらということなんでしょうね。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
マルタのワクチン接種率はEU1‼
マルタでは、80歳以上の人々の95%に予防接種が終了しているそうです。EUでは、2021年3月末までに80歳以上の人々の80%接種を目指していたそうですが、クリアしている国は数ヶ国というデータが出ていました。
マルタは総人口が少ないとはいえ、接種状況は他国に比べて良さそうです。
During the first 3 months of this year, 🇲🇹 #Malta has vaccinated 95% of people over the age of 80. As a result, our country is 1 of 5 #EU countries that reached the goal set by #EuropeanCommission to vaccinate 80% of people aged 80+ by March. pic.twitter.com/k6OwlTFYki
— Government of Malta 🇲🇹 (@MaltaGov) April 6, 2021
世界のパスポート事情
日本は世界最強のパスポートを保有する国としてご存知の方も多いと思います。Henley&Partnersが定期的にヘンリーパスポートインデックスというものを公表しています。これは、査証(ビザ)なしで渡航できる国や地域の数を比較した「パスポート・ランキング」になっています。
2021年1月にも発表されていて、私もTwitter上で話題に上げていました。
日本 🇯🇵のパスポートは
— 🇲🇹HIRO🇲🇹Maltalover (@HIRO2396) 2021年1月7日
191ヶ国にビザなしで渡航可能
世界第1位🎊
マルタ🇲🇹は184ヶ国で第8位
Revealed: World’s best and worst passports for travel https://t.co/T0ijNnB7pm @GulfBusinessより
最新の報告によると、日本のパスポートは193ヶ国となり、世界第1位をキープ。マルタはというと、日本同様1月に比べて2ヶ国増えて、186ヶ国で第8位でした!!!日本人もマルタ人も旅行しやすい国民なんですね。
折角最高のパスポートを持っているのに、旅行できないのが悲しすぎます。早くコロナ退散してくれ~と日々願っています。
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マルタのコロナ規制強化のその後
4月に入り、新年度が始まりましたね。気分を一新すべく、アイキャッチ画像のデザインを変えてみました。
気付けば、このブログもついに12ヶ月目に突入!いつも読んでくださっている皆さま、ありがとうございます!!更新頻度が減っておりますが、これからも継続して書いていきたいと思いますので、お付き合いくださいますようお願いいたします。
ちなみに、更新頻度が減った一番の理由は、コロナが影響しています。
コロナの影響で、会社が希望退職を募り、昨年末から多くの同僚たちが去り、会社も構造改革として、様々な施策を実施中で、通常時よりも業務が増えてしまいました(涙)
そのうち落ち着くと思いますので、落ち着いた暁には、また定期的にマルタ情報をお届けします!
前置きが長くなりましたが、マルタがコロナ規制後、どうなったのかについて、書きたいと思います。
マルタのコロナ事情振り返り
2021年3月初旬にコロナ新規感染者が300人⇒500人と急激に増えたことに伴い、3月の間に3回も追加規制が発表されました。追加規制は今週末の2021年4月11日まで。(追加規制については関連記事をご参照ください。)3月31日のFreedom Day(祝日)や4月2日~4日のイースター休暇がある中、国がシャットダウンだなんて厳しい措置ですよね。ロックダウンではないだけマシという考え方もあるかもしれませんが。
シャットダウンした結果どうなった?
シャットダウンは功を奏し、コロナ新規感染者数が2桁台に回復しています。シャットダウンしてワクチン接種者を増やしているのに、新規感染者数が減らなかったら暴動が起きますよね。本当に新規感染者が減って良かったです。サマーシーズンに向けて、4月12日以降も、新規感染者が増えないことを祈ります。そして、日本で発出されているマルタへの渡航禁止勧告が解除されることを願ってやみません。
マルタのワクチン接種状況
このシャットダウン期間中、私の知人のご家族がワクチン接種を受けたそうです。数日前に、成人人口の40%が最初のワクチン投与を受けているというマルタのネットの記事を読みました(正確性は不明です)。マルタはEUの中でもワクチン接種率が高いそうです。Googleの検索結果でも初回の投与は30%超えてますね。
今は何でもGoogle先生が教えてくれるので助かります。真相はわかりませんが、目安になることは確かです。東京の私が住む地区では、65歳未満の人は6月下旬から接種ができるというお知らせがあったんですが、どうなることやら……
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3月31日はマルタの祝日Freedom Day‼(自由の日)
3月31日、日本は年度末の企業が多いですね。私の勤める会社も年度末で、日中は仕事が山積みでした。皆さんはいかがでしたか?明日からいいスタートが切れそうでしょうか?
マルタの祝日
マルタには、独立記念日などの政治や歴史的な意味合いの強い祝日”National Holiday”と、クリスマスなどの宗教的な意味合いの強い祝日”Public Holiday”があります。
毎年3月31日は、マルタの祝日法で定められた”National Holiday”で、Freedom Day(自由の日)です。
Freedom Dayって?
マルタは、イギリスに支配されていた時代があります。そのため、イギリス文化が色濃く残り、英語が公用語であったり、左側通行だったりしています。
1979年3月31日、イギリス軍とイギリス海軍がマルタから撤退し、過去1000年で初めて外国勢力の軍事拠点がなくなり、事実上、独立したという歴史があります。これを記念した日がFreedom Dayです。※独立記念日は別にあります。
記念日のイベントはある?
通常、この日を記念して、ビルグ(ヴィットリオーサ)のフリーダム・デイ・モニュメント(アイキャッチ画像)とフロリアーナの戦争記念碑でイベントが行われます。また、午後にはグランド・ハーバーで競技用レガッタが開催されるそうです。
今年は、コロナ禍で規制が強化され、大々的なイベントは行われません。
毎月のように何らかのイベントが行われているマルタで、イベントが出来ない・行われないってどんな感じなんでしょうか。私には想像もできません。週末にはイースターホリデーもありますが、残念ですよね。
来年こそは、今までのようにイベントが開催されることを切に願っています。
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マルタでコロナ感染者減になるも更なる規制強化 ~4/11まで
東京では緊急事態宣言が解除されてから、また徐々に感染者が増えてきましたね。マルタはどうなんでしょうか?最近、ブログ投稿回数が少ないですが、Twitter(@HIRO2396)ではほぼ毎日情報配信をしています。よかったらフォローをお願いします。
コロナ対策のための追加規制発表
2021年3月28日に、更なるコロナ対策規制が発表されました。3月に入ってから、3月4日、3月10日、3月28日と3回目です。
何気なくTwitterを見ていたら以下の記事が目に飛び込みました。
3月上旬にマルタでは300名、500名と感染者数が増大して規制強化された結果、ここ1週間ほどは2桁台になるほど新規感染者数が減り、ワクチン接種者も増えてきていたのになぜ?
マルタは、2021年4月2日(金)~4月4日(日)までイースターホリデー(祝日)で3連休なんです。ここで、多くの移動やパーティーが行われることを避け、一気にコロナ感染を減少させる狙いがあるようです。
追加措置は2点。本ブログでは、要点のみお伝えします。
①2021年3月29日からの措置
他の国からマルタに到着する旅行者は、マルタに到着する72時間以内に実施された陰性のPCVCOVID-19検査を提出する必要あり!
今まで安全な国リスト(Green List)に登録されていた国からの渡航者も全員必須。ちなみに日本は注意が必要な国リスト(Amber List)に登録されています。
Twitter上では、鼻からの検査が必要か唾液検査でも良いのか?という書き込みをちらほら見かけました。直近でマルタへ渡航される方は、大使館に確認することをオススメします。私見ですが、迷ったら鼻から受けたらいいのでは?と思ったりしています。あくまでも私個人の見解なので、ご自身で確認してくださいね。
②2021年3月31日からの措置
パブリックスペースに集まることができる最大人数が4名から2名に!違反者は300€の罰金!
同じ住居に住む人は適用されません。例えば、天気が良いので隣のフラットに住む友達を誘って4人で海に行くということはできません。これに違反した場合、1人につき300€の罰金が科せられます。(3月30日現在のレート129.22円で38,767.5円)
詳細はマルタ観光局のページまたは政府のプレスリリースを参照してください!マルタに滞在されている留学生や旅行者の方は、Facebookで「Health Promotion and Disease Prevention Directorate」を「いいね!」しておくとタイムリーに情報が流れてくるので良いかなと思います。
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マルタのサマータイムはどうなった?
2019年に話題になったEU圏でのサマータイム制度廃止論。マルタでは、どうなったんでしょうか?
サマータイム開始(夏時間!!!)
本日 2021年3月28日(日)からサマータイムがはじまりました!
昨日までは、日本との時差は8時間(日本の方がマルタより進んでいます)でしたが、サマータイム中は日本との時差が7時間です。
サマータイムのない日本人の私からすると、いつもこれがややこしいです。
サマータイムの終了は、2021年10月31日(日)午前3時。以降はまた日本との時差が8時間に切り替わります。
サマータイム制度廃止論
2019年EUでは、サマータイム制度廃止案が出て、加盟国ごとにサマータイム制度を引き続き継続するか、廃止するかの検討がなされていました。
結局マルタは廃止にならず、継続を選択したということなんですね。あまり話題になっていなかったような気がします。
<追記>
EU各国では、コロナ禍の対応で議論が進まなかったという記事を見つけました。日本においては、2018年に東京オリンピックに向けてサマータイムを導入しようとする動きがありましたが、こちらも議論進まずでしたね。
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マルタにサハラ砂漠の砂が降る!
突然ですが、皆さんはSNSをされていますか?私はFacebookやTwitterをよく見ています。
2021年3月21日のFacebookで気になった記事
2021年3月21日にFacebookを見ていたところ、マルタ関連の投稿で多かったのが、砂で汚くなった車やバルコニーの写真でした。イメージはこんな感じ。
指で絵や文字が書けてしまうくらいでした。積もってると言ってもいいくらいの写真もありました。日本の花粉や黄砂みたいな感じです。絶対掃除がやっかいなやつですよね。一体これは何なのか?
なんとサハラ砂漠の砂がマルタに届いていたようなんです!!前日に雨と風が強かったようで……。Blood Rain、マルタ語では Xita Tal-Hamrijaとも言われているそうです。現地に住んでいる方が教えてくれました。全く知らない方ですが、地図も添付してくれて優しいです。
地図が小さいので改めてGoogle Mapsで確認!
マルタとサハラ砂漠は約1,750kmの距離です。すごい距離だな~と思ったんですが、実は、東京に運ばれる黄砂は3,000km離れたゴビ砂漠や5,000km離れたタクラマカン砂漠のものらしいです。
日本では「黄砂」で色は黄色、マルタでは「Blood Rain」で色は赤で表現するところが面白いなぁと思いました。
マルタは年間300日は晴れと言われていますが、強風、豪雨、高波などの日も意外とあります。雨が降ったらSTAY AT HOMEが一番です!
SNSの利用
ちなみにですが、マルタではどのSNSがよく使われているのでしょうか?調査はしていないのですが、私の肌感覚では、Facebookの利用が多い気がします。連絡手段だとWhatsAppですね。お店などでは、ホームページ代わりにFacebookページが使われていることが多いです。
Facebookの記事を引用しようとすると、うまく貼り付けられないので、お店の紹介をしたいときに不便なんですけどね(汗
私はTwitter、Instagram、Facebook、LINEを使用しています。Twitter(@HIRO2396)はマルタをメインに旅行に関するつぶやきをしています。Instagram(hiro_trip_love)は過去に旅行した場所の写真をUPしています。Facebookはプライベート専用&情報収集用。LINEは友人知人との連絡用といったように使い分けています。
良かったらTwitter、Instagramをフォローしていただけると嬉しいです。
雨の日の過ごし方はこちら!
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グローバル展開をしている語学学校 ”ECマルタ” で日本人の割合を調べてみた!
明日で関東圏の緊急事態宣言が解除されますね。皆さん、いかがお過ごしですか?夕方、東北地方でまた地震がありましたが、大丈夫でしょうか? 私はここ最近、ブログ更新に手が回らないほど、仕事量が増えてしまいました…涙
さて、今回は、私がマルタで通った語学学校EC Maltaの留学生の国籍割合について、調査しました。コロナ前後で大きく変化しているそうです。
- グルーバル展開をしている語学学校のECについて
- 留学生の出身国について
- EC(NY・ロンドン・マルタ)の出身国(国籍)別の割合
- EC Maltaの受講クラス別の状況
- 国籍割合は時期によって変動
- コロナ禍のマルタ留学
- 日本帰国のルールは日々変化
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グルーバル展開をしている語学学校のECについて
私が通ったECは、世界8ヶ国、マルタの他、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、南アフリカ共和国に拠点があります。基本的には、同じカリキュラムで授業が行われています。
留学生の出身国について
以前、都市別の留学費用について書きましたが、今回はECの留学生の出身国(国籍)について調べてみました。本調査は2021年3月15日前後のECのウェブサイトの情報を基にしています。
表が細かすぎて見えないですよね。すみません。ECは8ヶ国に展開していますが、拠点数は19ヶ所、更に30+という30歳以上限定のクラスがある拠点4ヶ所の23拠点別に、どの国から留学生が来ているのかをまとめた表です。
あくまでもECを事例にしているので、通常の大学留学とは結果が異なるかと思います。ECに限っていうと、日本人・韓国人も多めですが、ブラジル人、サウジアラビア人が圧倒的に多いことがわかりました。
EC(NY・ロンドン・マルタ)の出身国(国籍)別の割合
上記は、ECの中でも日本人に人気の高いニューヨーク・ロンドン・マルタを比較したグラフです。通常の年齢制限のないクラスと、30歳以上限定の30+のクラスでも違いがあるのがわかります。
ニューヨークは、ブラジル・韓国・日本の人に人気があるようです。ロンドンは、各国の偏りが結構少ない傾向があります。マルタは、南米の人に人気があります。
世界各国に友達を作りたい!という方は、ロンドン留学が良いかもしれませんね。
日本人が少ない場所で自分を追い込みたい!ということであれば、上の細かい表から、南アフリカ共和国やイギリスのマンチェスターが良さそうです。
EC Maltaの受講クラス別の状況
マルタ校だけを取り出してみました。ブラジル人・コロンビア人の比率が高く、日本人以外のアジア人の割合が少ないです。ECのウェブサイト情報はおそらく年間を基にしたデータだと思われますが、時期によって、変動があります。
私は11月に30+を受講しましたが、1クラス10~12人(週によって変動)のうち、半分がブラジル人の週もありました。クラスはワイワイしていてラテンのノリで楽しかったです。もちろん、ポルトガル語禁止、授業中は英語です。
ある週の私のクラスは、ブラジル5、ロシア2、イタリア1、日本1、フランス1、モンテネグロ1、トルコ1でした。
私がよく一緒に遊んだり、ご飯を食べに行ったりしていた友達は、ブラジル、スイス、コロンビア、メキシコ、ロシア、トルコ、ドイツ(人数多い順)でした。
国籍割合は時期によって変動
マルタは年間300日程度晴れという気候で、特にサマーシーズン(6~10月)は、世界中から人が集まります。日本人も休みが取りやすいため、この期間に留学する人が多く、日本人比率も当然上がります。
11~2月は、天気が良くない日が多くなり、旅行者や留学生がガクンと減ります。宿泊施設の料金も語学学校の料金も安くなります。特に11月や2月は年末年始の前後なので、社会人は休みにくい時期になり、日本人比率は下がります。
語学習得を第一の目的にされている方にはオススメの時期だと思います。
コロナ禍のマルタ留学
コロナ禍において、マルタでも一瞬ロックダウンになった時期がありました。2021年3月現在は、日本からの渡航者は72時間以内のPCR検査陰性証明があれば待期期間なしで入国できます。
このため、他国を検討していた人が、マルタに切り替えて、留学するケースがとても増えているそうです。日本は渡航中止勧告が出ていても、法的拘束力がないので出国できますもんね。
ある留学エージェントの話では、マルタだと10%程度の日本人比率の学校が多いようなのですが、最近は日本人比率が50%を超え70%近い学校もあるとのこと。
2021年4月11日まで、生活必需品以外のお店や施設がcloseしている状況なので、観光もかなり制限されています。語学学校も対面授業が停止され、オンライン授業だそうです。
個人的には、せっかくマルタ留学するなら、観光もできて、現地の食事をレストランで楽しめるようになるまで待った方が良いと思います。
日本帰国のルールは日々変化
現在留学中で、帰国が近い方は、外務省のウェブサイト情報を常に確認された方が良いですよ。結構頻繁に変わっているそうです。
10日ほど前に、知人がブラジルから帰国したときの様子を記事にしていますので、よろしければご一読ください。ブラジルとマルタは状況が違いますが、参考にはなると思います。
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