マルタの美味し~いパン「フティーラ」がユネスコ無形文化遺産に登録されました!
大統領も喜びのツイートをされています!(^^)!
Our own #Ftira made it as an Intangible Cultural #Heritage of @UNESCO! This is the first #Maltese element ever to be so - a little tasty piece of our own #Maltese heritage - RA pic.twitter.com/gRDwCCHT8m
— Robert Abela (@RobertAbela_MT) December 17, 2020
マルタのパンってどんなパン?
マルタでよく食べられているパンはHobz(ホブス)という直径20cm前後の丸型パンと、Ftira(フティーラ)という直径30cm位のドーナツ型のパンがあります。どちらもスーパーやパン屋さんなどで 1個 1€程で購入できます。安くて美味しくて量が多いので、留学生の味方です!!
外見はちょっとごつごつしたイメージでやや不格好。焦げてるやつもあります。窯で焼き上げるので已む無し⁈です。見た目がとても堅そうなのが特徴です。スーパーだと箱の中に乱雑に置かれてるように見えます(笑)
下の写真の真ん中に2つ、円形状のものが置かれてますが、ホブスです。(ビニールに入れっぱなしw)私たちは、マルタ産オリーブオイルを付けて食べました。
マルタのパンの材料は?味や食感、食べ方は?
主な材料は、小麦粉、水、イースト、塩です。とてもシンプル。マルタは海水をろ過して水道水を作るので、ほんのり塩っぽいのですが、この水だから美味しいパンができるのかもしれません。
味は、素朴な小麦と少しの塩味。食感は、外がパリパリ、中がもちふわ。フランスパンとも違うんですよね~。ドイツのパンみたいに重みがあってぎっしり詰まっているような感じでもなく…食レポがうまくできません。ごめんなさい。でも、美味しいんです!!
パンが大きいので、薄切りにして、オリーブオイルを付けて食べたり、トマトペーストを塗って食べたり、バター、はちみつなどを付けて食べても美味しいです。
ちなみに、レストランではトマトペーストなどが付いてくるところもあります。
トマトペーストを手軽に食べるなら、これ!クンセルバ。スーパーで1€位で買えます。ちょっと甘め。絶妙な塩加減!私は日本で食パンに塗ったりして食べています。マルタ駐日大使は、日本の食品で一番近いのはカゴメトマトケチャップと仰っていました。
maltalover.hatenablog.com
無形文化遺産登録されたマルタのパンって?
ドーナツ型のFtira(フティーラ)が登録されました。マルタでは世界文化遺産として首都バレッタ、ハル・サフリエニの地下墳墓(ハイポジウム神殿)、巨石神殿群が登録されていますが、無形文化遺産はマルタ初です!!! めでたい♥
ホブスと同じようにそのまま食べても良いんですが、写真のように、ツナ・玉ねぎ・トマト・オリーブ・ケッパーなどを塩とオリーブオイルで和えて挟んで食べる「Ftira biż-żejt(フティーラ・ブゼット)」もかなり有名です。テイクアウトして海辺で食べたり、お酒のつまみ?にしたり、ランチで食べることも多いです。ちなみに、私は写真の半分でお腹おっぱいでした。
ゴゾ島では、フティーラの生地を薄くのばしてピザ生地にし、ジャガイモ、ソーセージ、チーズを乗せて焼いたり、カルツォーネのような包み焼きピザにしたりして食べられています。
上の写真は、フティーラ作りの料理教室に参加したときに自分で作ったものです。
maltalover.hatenablog.com
マルタ土産にホブスやフティーラはいかがでしょう?
一度だけ、マルタから持って帰ってきたことがあります。大きくてかさばるのでスーツケースに入れました。堅いので意外とつぶれてなかったです(笑)長期保存するなら、冷凍庫保存が良いかもしれません。私は帰国して1週間もしない間に食べ終わりました。安いんですが、たくさん持って帰ってこれないのが残念ですね~。
年末年始は無駄に長い休みなので、久々フティーラを作ろうかなぁと思っています。作ったらレポートしたいと思いますので、お楽しみに(^_-)-☆
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