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マルタ共和国大好きブログ

マルタ大人留学のための長期休暇取得計画

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会社に籍を置いたまま2ヶ月半の休暇取得!

私は土日完全週休二日制のいわゆるIT企業の社員です。
2019年に2ヶ月半の休暇を取って、セブ島とマルタに2ヶ国間留学しました。
同僚をはじめ、日本の友達にも海外の友達にも、時には先生からも
「何で会社を辞めずに長期で休めるの?」
と、よく聞かれます。
今回は長期休暇取得について書きたいと思います。

会社に、長期休暇制度があるわけではありません。
留学制度はありますが、TOEIC最低800点以上の若手が選抜試験を受けて合格すればMBA取得目的で海外留学できるというような制度で…。
私には箸にも棒にも掛かりません(苦笑)
勤続〇年の特別休暇みたいな素晴らしい制度もありません。
結婚休暇でもないですwww
休んでも支障のないくらい仕事が暇なわけでもありません。そこそこ忙しいです。

じゃあどうやって?

休暇については、有給休暇と休職を利用しました。

<有給取得>
発端は、上司(部長)と気心の知れた同僚数名で飲みに行った時に
「留学したいなぁ。でも、会社辞めないと長期で行けないからね~。」と、言ったら、
上司が「良いじゃん、行ってくれば。」と反応してくれたことがきっかけです。
冗談かも?と思って、後日会社で確認しました😀

有給は部門長がOKすれば、休めるので、簡単にクリアかと思いきや、
具体的に留学の話を詰めている間に、上司が退職することに…💦
ただ、新上司にも事情を説明し、意外にもすんなりOKしてもらえました!
仕事については、不在の間、部内で調整するとも言ってもらえました。
ただ、私的な留学で長期にわたるので、取締役にも許可を頂きました。
ちょうどこの頃、私の部門ではグローバル人材育成が長期目標に掲げられていたこともあって、良い波に乗れました。

有給休暇が30日ちょっと残っていたので、帰国後のことも考えて26日取得。
2ヶ月半なので、これでは足りず、足りない部分は「休職」にしました。

<休職>
こちらの「休職」取得はかなりハードル高かったです💦最終的に20日取得しました。
就業規則の「休職」の定めには、①傷病 ②育児・介護 ③その他となっていて、一般的なイメージどおり、病気で入院するとか、親の介護するとかの理由で取得するものとなっていました。
ただ③その他をよく読むと「会社が認めた場合」とあり、ここに賭けることにしました。

実は、私はIT企業の社員なんですが、現在はグループ全体を統括する持株会社(親の親)へ出向しています。
有給休暇は所属部門がOKすれば取得できるのですが、休職は所属部門がOKしても、原籍のIT会社(孫会社)がOKしないと取得できないルールとなっていました。

持株会社の取締役のOKを頂いたうえで、原籍の孫会社の(就業規則上)休職許可ができる本部長のところへ、上司と共に留学の相談をしに行きました。
ところが、原籍の孫会社では前代未聞、前例がないとのことで、保留。
最終的に社長決裁を仰ぐと言われました😨
飛行機や学校の手配があるので、早く許可が欲しいと伝え、理解はいただきました。

が、1週間以上経っても音沙汰なし。
メールで確認すると、社内で慎重論があるため、時間がかかると。
痺れを切らし、所属部門の新上司たちと作戦会議。
どこがネックになっているのか?どこで止まっているのか?
私は日頃から旅行が好きで、特にマルタとセブに多く行っており、これは社内で周知の事実となっていました。そのため、英語留学と言いながら、単に遊びに行くだけだろうと思われていて、そこがネックになっているという噂を耳にしました。

そこで、なぜマルタとセブの2ヶ国間留学なのか、なぜ北米やイギリスなどの英語圏じゃないのか(マルタもセブも英語圏ですがそういう認識が薄い💧)というプレゼン資料を用意することにしました。
私の所属部門の上司たちが、孫会社へこのプレゼン資料を持って説得に行き、最終的に休職許可が出ました。

思いを誰かに伝える→実現に向けて動き出すことができる

まさか飲み会で話したことが発端で色々な人を巻き込んで、色々な人と知り合って、
色々な体験をして、こうしてブログを書いているなんて、1年前の私には考えられません。

この場を借りて、上司、同僚、友人・知人に感謝です❤❤Thank you sooooooo much!

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